「婚活の現実って、やっぱり厳しいんですか?」

カウンセリングで一番よく聞かれる質問です。マッチングアプリを1年、2年と続けて成果が出ず、疲れ切った状態でこの記事にたどり着いた方も多いと思います。婚活の現実、そして結婚相談所の現実について、正直に答えます。婚活の現実は「半分は本当に厳しい。でも半分は誤解」です。

煽るつもりはありません。「成婚率10%」みたいな古いデータで不安をあおる記事は世の中にあふれていますが、ここでは2024年の最新データとともに、厳しさの「正体」を冷静に見ていきます。結論から言うと、厳しさの中身は意外なほどシンプルでした。

婚活の現実は厳しい?まず公的データで全体像を見る

結論を先に言います。婚活市場の本当の厳しさは「ライバルが多すぎること」ではありません。本当の厳しさは「動いている人が思っているより少ないこと」にあります。これは公的データを見れば一目瞭然です。

未婚者の8割は結婚したいのに、約7割に交際相手がいない

国立社会保障・人口問題研究所『第16回出生動向基本調査』(2021年)によると、18〜34歳の未婚者で「いずれ結婚するつもり」と答えた人は、男性81.4%・女性84.3%にのぼります(※1)。つまり、未婚の若い世代の8割以上は「結婚したい」と思っているわけです。

ところが、同じ調査で交際相手がいない未婚者の割合を見ると、男性72.2%・女性64.2%。結婚したい気持ちはあるのに、約7割は今この瞬間、誰とも交際していないという現実です。

この「したいのに、していない」というギャップこそが、多くの人が婚活を「厳しい」と感じる正体です。気持ちと行動の間に深い溝がある。これはデータがはっきり示しています。

「交際を望まない人」が3人に1人=動くだけで上位に立てる構造

さらに重要なのが、同じ調査で未婚者の約3人に1人が「交際を望んでいない」という事実です(※1)。

ここに婚活の本質的なカラクリがあります。「結婚したい人は8割いる」のに「実際に交際相手を探して動いている人」は、その中のさらに一部しかいません。SNSやマッチングアプリがこれだけ普及した今でも、これらを経由した結婚は全体の13.6%にとどまっています(※1)。

何が言いたいか。真剣に、戦略的に動くだけで、あなたは自動的に「上位グループ」に入れるということです。市場の大半は「したいけど動いていない」「そもそも望んでいない」人たちで構成されています。だからこそ、正しく動く人が圧倒的に有利になる構造なのです。

実際にカウンセリングをしていて感じるのは、相談に来る方の多くが「自分は出遅れている」と思い込んでいることです。でもデータを見れば逆で、こうして婚活情報を調べて行動に移そうとしている時点で、もう市場の上位側に立っています。

「結婚相談所の現実は厳しい」と言われる3つの誤解

ここからは結婚相談所の話です。「相談所の現実は厳しい」「成婚率は10%しかない」というネガティブな情報が出回っていますが、その多くは古いデータか、計算のからくりによる誤解です。一つずつ、最新データで上書きしていきます。

「成婚率10%」は古い/計算方法のからくり

「結婚相談所の成婚率は10%」という説を見たことがある人は多いと思います。これ、根拠の多くが2006年(平成18年)の経済産業省の古いデータの孫引きなのです。20年近く前の数字が、いまだに「業界の常識」のように引用され続けています。

しかも「成婚率」という言葉自体にカラクリがあります。母集団を「在籍会員全体」にするのか「退会者」にするのかで、同じ実態でも数字が大きく変わるからです。分母を大きくとれば成婚率は低く見え、退会者ベースで計算すれば高く見える。意図的に低く見せて不安をあおる使い方も、業界には正直あります。

だからこそ、古い数字や曖昧な計算ではなく、最新かつ計算方法が明示されたデータを見るべきです。

本当の数字=IBJ年齢層別成婚率

では実際のところどうなのか。IBJ『2024年度版 成婚白書』のデータを見ていきます。これはIBJネットワーク(直営店・加盟店を含む結婚相談所連盟)の成婚データで、母集団は2024年に成婚退会した15,374名です(※2)。なお、この白書での成婚率は「成婚者÷(成婚者+退会者)」で計算されており、定義が明示されています。

まず全体像として、2024年のIBJネットワークの年間成婚組数は過去最多の16,398組。これは日本全体の婚姻件数499,999組(令和6年人口動態統計 速報値)に対して約3.3%、つまり「30組に1組」がIBJ経由で成婚している計算になります(※2)。

そして年齢層別の成婚率を見ると、現実が見えてきます。

性別・年齢層 傾向
男性 30〜34歳 最も高く、約半数が成婚に至る
女性 20代〜30代前半 最も高い水準を維持
男女とも 40代以降 顕著に低下する

出典:IBJ『2024年度版 成婚白書』(IBJネットワークのデータ)(※2)

特に男性の30〜34歳は約半数が成婚に到達しています。「10%しかない」という古い話とは、まるで違う世界です。もちろん、これは「相談所に入れば必ず結婚できる」という意味ではありません。年齢層によって差があるのも事実です。それでも、世間で言われる数字より現実ははるかに前向きだということは、知っておいてほしいです。

「相談所は高い・敷居が高い」という思い込み

3つ目の誤解が「結婚相談所は高い、敷居が高い」というイメージです。確かに入会金数十万円、月会費2〜3万円という相談所も存在します。でも、それが業界の標準というわけではありません。

たとえばmatch+meは月額9,900円〜、IBJ正規加盟で運営しています。「高くて手が出ない」「いきなり大金を払うのは怖い」という心理的ハードルを下げることを、最初から設計に組み込んでいます。

20代で相談所を立ち上げて気づいたのは、料金以上に「相談所=結婚を急かされる場所」という思い込みで足が止まっている人が本当に多いということです。中身を知れば、敷居はあなたが思っているほど高くありません。

厳しい現実の正体は「年齢」と「行動量」の2つだけ

ここがこの記事の核心です。膨大なデータを分析してわかった「厳しさの正体」は、実は2つしかありません。「年齢」と「行動量」です。逆に言えば、この2つを押さえれば、確率は確実に動かせます。

年齢の壁は事実

まず、厳しい話から正直にします。年齢の壁は、データ上はっきり存在します。

前述の通り、IBJネットワークのデータでは、成婚率は男性30代・女性20〜30代前半をピークに、40代以降は男女ともに顕著に低下します(※2)。これは現実です。「年齢は関係ない」と言う人もいますが、データを見る限り、それは正確ではありません。

ただし、ここで諦めるのは早すぎます。年齢は「変えられない要素」なので、これだけ見て一喜一憂しても意味がないからです。重要なのは、年齢以上に成婚を左右する「変えられる要素」があったという発見です。

でも年齢以上に効いたのは”お見合い数”

成婚白書が示した最も興味深いデータがこれです。成婚した人と、成婚せずに退会した人を比較したところ、決定的な差が出たのは「お見合い数」でした。

具体的には、成婚者は退会者に比べて、男性で約4倍、女性で約2.5倍も多くお見合いをしていました(※2)。

これは衝撃的な数字です。年齢や年収のような「持って生まれた条件」ではなく、「何回会いに行ったか」という行動量が、成婚と非成婚をくっきり分けていました。

比較項目 成婚者 vs 退会者
お見合い数(男性) 成婚者は約4倍多い
お見合い数(女性) 成婚者は約2.5倍多い
自分から申し込む数 男性+21件、女性+14件多い

出典:IBJ『2024年度版 成婚白書』(IBJネットワークのデータ)(※2)

成婚者vs退会者で実際に何が違ったか

「でも、結局は年収とかスペックの差でしょ?」と思うかもしれません。確かに年収差もありました。ただ、その影響は行動量ほど決定的ではなかったのです。

成婚白書のデータでは、年収による成婚率の差は近年むしろ緩やかになっています。2017〜2019年の男性データでは成婚率が50%を超えるのは年収900〜1,000万円のみでしたが、2024年は年収500〜1,000万円の幅広い層で50%超えが見られました(※2)。スペック勝負だった時代から、行動量が効く時代に変わってきているということです。

つまり、こういうことです。厳しい現実は「あなたのスペックが足りない」ことではなく、「動いた回数が足りない」ことだった。これは救いのある事実です。スペックは一朝一夕には変えられませんが、行動量は今日から変えられます。

現場で毎日感じているのは、伸びる会員さんほど「とりあえず会ってみる」のフットワークが軽いということです。逆に、プロフィールを完璧に磨くことに何ヶ月も費やして1人も会わない人は、なかなか前に進みません。婚活は、お見合いの場でしか前に進まないのです。

「自分の行動量、今どれくらい足りていないんだろう?」そう思ったら、まず一度プロに現状を見てもらうのが近道です。match+meの無料カウンセリングは売り込みなし。「自分は今どの位置にいるのか」を客観的に知るだけでも、次の一歩が変わります。

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データが示す「現実を攻略する」具体的な打ち手

厳しさの正体が「年齢」と「行動量」だとわかれば、攻略法も自動的に見えてきます。データが示す、確率を上げる具体的な打ち手を3つ紹介します。

20代・30代前半は最大の武器(早く動く者が勝つ)

結論:今が一番若い。だから今すぐ動いた人が、確率の上で最も得をします。

理由はシンプルで、前述の通り年齢層別成婚率は男性30代・女性20〜30代前半がピークだからです(※2)。成婚白書も「若いうちから積極的に婚活に取り組むことが、出会いのチャンスを広げ、より効率的に結婚へと進みやすくなる」と明言しています。

「まだ早いかな」「もう少し自分を磨いてから」と考えている20代・30代前半の方へ。データ上、その「もう少し」が最も高価な先延ばしです。年齢は最強の資産で、しかも毎日減っていきます。今動けることが、何よりの武器になります。

女性は年収公開で成婚率が約2倍

これは女性に特に伝えたいデータです。年収を公開している女性は、非公開の女性に比べて約2倍成婚しやすいことが示されています(※2)。

意外に感じるかもしれません。理由は「年収の高さ」そのものではないからです。成婚白書のデータでは、女性の年収水準による成婚率の差はほとんど見られません。効いているのは「情報をオープンにする姿勢」そのものです。年収を公開する女性は、お見合いの申受数やお見合い数が約2倍、自分から申し込む数は3倍も多く、信頼感と積極性がセットで伝わることで成婚率が上がっていると考えられます(※2)。

ここでも結局、効いているのは「オープンに、積極的に動くこと」。年齢の話と完全に一致します。

マッチングアプリで疲弊した人ほど相談所で伸びる理由

最後に、この記事を読んでいるあなた——マッチングアプリで疲れた人——に向けた話です。結論:アプリで疲弊した人ほど、相談所で伸びます。

理由は、これまで見てきた「行動量」を、相談所は仕組みで担保してくれるからです。アプリの疲れの正体は、マッチングしない、メッセージが続かない、会えてもドタキャン、既読スルー……つまり「お見合いという成果」にたどり着く前に消耗する構造にあります。労力の大半が「会う前」で消えていきます。

結婚相談所はここが根本的に違います。身元確認済みの相手と、仲人を介して、最初から「結婚前提で会う」前提が整っているからです。あなたの行動量が、そのまま「お見合い数」に変換されます。成婚を分けた決定要因がお見合い数だったことを思い出してください。相談所は、まさにそこを仕組みで底上げする場所です。

実際、match+meに入会した会員さんからよく聞くのが「アプリ時代は頑張ってる感じだけして全然前に進まなかった」という声です。同じエネルギーを、ちゃんと成果に変わる場所で使えば、結果は変わります。

ただし、相談所なら何でもいいわけではありません。料金体系もサポートの質も相談所ごとに大きく違うので、選び方を間違えると逆に消耗します。選ぶ前に一度、判断軸を整理しておくことをおすすめします。


失敗しない結婚相談所の選び方|現役代表が教える5つの判断軸

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まとめ:厳しいのは事実。でも”勝てない”わけではない

ここまで見てきた通り、婚活の現実は「半分本当、半分誤解」です。

整理します。

  • 厳しさの正体は「ライバルの多さ」ではなく「動いている人が少ない」構造(※1)
  • 「成婚率10%」は古いデータの孫引き。IBJネットワークでは男性30〜34歳の約半数が成婚(※2)
  • 成婚を分けた決定要因は、年齢以上に行動量(お見合い数)だった(※2)

年齢は変えられません。でも行動量は今日から変えられます。だから「厳しい=勝てない」ではありません。厳しさは確率の問題で、確率は行動で動かせる。これがデータの出した結論です。

とはいえ、いきなり大きく動く必要はありません。まずは自分の現状を数値で測ることから始めてください。match+meの「婚活リアリティスコア」診断なら、今のあなたの立ち位置を客観的に把握できます。現実を直視するのは少し怖いかもしれませんが、現在地がわからないと攻略のしようがありません。

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