「プロポーズから入籍まで、平均どれくらいなんだろう」——検索するとたくさんの数字が出てきますが、実はどれも根拠が薄いのをご存知でしょうか。この記事では、プロポーズから入籍までの期間の平均を探すことをやめて、自分たちの工程表を今すぐ組む方法を解説します。プロポーズ後にやるべきことを順番に並べ、意思決定に時間がかかりがちな人への率直な指摘も添えます。

プロポーズから入籍までの期間に「正解」はない|数字がバラバラな理由

「プロポーズから入籍まで平均8.2ヶ月」「6ヶ月〜1年が最多」——検索して出てくるこうした数字は、正直に言うとどれも参考程度にしかなりません。

理由は単純です。これらの数字はほとんどが、結婚関連企業が独自に実施したアンケート調査の結果だからです。回答者数は200〜300名規模のものが多く、調査した時期・対象者の年齢層・地域によって数字は簡単に変わります。ある調査では「8.2ヶ月」、別の調査では「1年前後」と結果が割れるのは、そもそも調査設計が違う複数の民間企業アンケートを、あたかも一つの統一された事実であるかのように並べているだけだからです。

では国の統計はどうなのかというと、こちらも実は「プロポーズから入籍まで」を直接調べたものは存在しません。国立社会保障・人口問題研究所が実施している第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)では、「知り合ってから結婚するまでの平均交際期間は4.3年」というデータが公表されていますが(※1)、これは出会ってから入籍までの全期間であり、プロポーズという一時点からのカウントではありません。「プロポーズ〜入籍」だけを切り出した公的データは、探しても見つからないのが実情です。

だい
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match+meの会員さんからもよく「プロポーズから入籍まで平均どれくらいですか」と聞かれますが、正直に「その質問自体があまり意味を持たない」と答えるようにしています。他人の平均を知っても、自分たちが何を決めるべきかは変わらないからです。

つまり、期間の平均を探すこと自体にあまり意味はなく、「何を、どの順番で決めるか」を明確にすることの方がはるかに重要です。次の章で、その工程表を具体的に示します。

なお、そもそも「結婚するタイミング自体に迷っている」という段階の方は、年齢・交際期間・お金の3軸で判断する考え方を整理したこちらの記事も参考になります。


結婚のタイミングはいつ?年齢・交際期間・お金で判断する3つの軸

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プロポーズ後にやることの順番|工程表で考える

プロポーズが終わったら、次にやるべきことは「期間の逆算」ではなく「順番の整理」です。 やることの多くは前後関係があり、順番を間違えると二度手間になります。

まず動かすべき5つの工程

以下の順番で進めると、無駄な手戻りが起きにくくなります。

順番 やること ポイント
1 両親への挨拶(両家) 結婚の意思確認が先。指輪・日程はこの後
2 婚約指輪・結婚指輪の準備 サイズ確認や刻印には数週間かかることも
3 顔合わせ食事会・結納の判断 する/しないを早めに両家ですり合わせる
4 入籍日の決定 記念日・大安・窓口の混雑期を考慮
5 新居・引っ越しの準備 入籍と同居のタイミングは必ずしも一致しない

両親への挨拶を後回しにしたまま指輪や日程を先に決めてしまうと、後から「話が違う」となるケースは珍しくありません。両家挨拶は工程表の起点として、他の全てより先に済ませておくのが安全です。

顔合わせ・結納は「する/しない」を先に決める

顔合わせ食事会や結納は、必須の儀式ではありません。両家の意向を早い段階で確認し、やるかやらないかだけでも先に決めておくと、その後の日程調整が一気に楽になります。会場の予約が必要な場合は数ヶ月前からの手配が必要になることもあるため、後回しにするほど選択肢が狭まります。

だい
だい

実際にカウンセリングをしていて感じるのは、顔合わせや結納で揉める原因のほとんどが「する/しない」の認識違いだということです。ここだけ先に確認しておけば、後のトラブルはかなり減ります。

「早すぎる?遅すぎる?」に振り回されない考え方

交際期間が短いままプロポーズに至った場合、「早すぎるのでは」と不安になる人は少なくありません。 しかし、この不安の多くは「他人の平均」と比べていることから生まれています。

マッチングアプリや結婚相談所を経由して出会ったカップルは、恋愛中心の出会いに比べて交際期間が短い傾向があります。相談所という仕組みそのものが、交際からプロポーズまでのプロセスを期間で区切って設計されているためです。参考情報として触れておくと、IBJ「2024年度版 成婚白書」では、初婚の成婚者における交際日数の中央値は女性129日・男性131日、在籍日数の中央値は女性248日・男性313日となっています(※2)。相談所という場は、決断までのペースが最初から一定の目安で区切られていることが特徴の一つです。

とはいえ、この数字も「相談所ではこういうペース感で進む人が多い」という参考情報にすぎません。大事なのは期間の長短ではなく、二人の意思決定が揃っているかどうかです。どちらか一方だけが「早い」と感じている状態でプロポーズや入籍を進めてしまうと、後から温度差が表面化することがあります。

だい
だい

match+meの会員さんを見ていると、交際期間の長さより「二人とも同じタイミングで覚悟を決められているか」の方が、その後の関係の安定に直結していると感じます。期間だけを気にしても、そこは見えてきません。

交際期間の長さと結婚のしやすさの関係については、こちらの記事でより詳しく整理しています。


交際期間が長い=結婚できる、ではない|平均と決断のリアル

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入籍日を決める前に確認しておきたいこと

入籍日は「思い入れ」だけで決めると、当日になって慌てることがあります。 事前に実務面を確認しておきましょう。

婚姻届の提出に必要な準備

婚姻届の提出には、証人2名の署名や本籍地の確認など、事前に準備しておく項目がいくつかあります。必要書類や手続きの詳細は自治体によって案内が異なる場合があるため、提出前に必ず役所へ確認することをおすすめします。

人気の入籍日は窓口が混み合いやすい

大安、記念日、11月22日の「いい夫婦の日」など、入籍日として人気の日は毎年多くのカップルが同じ日を選ぶ傾向があります。そのため、窓口が混雑しやすく、待ち時間が長くなることが一般的に知られています。特別な日にこだわる場合は、時間に余裕を持って動くのが無難です。土日や祝日は時間外窓口での受付になる自治体もあるため、事前の確認が欠かせません。

まとめ|期間探しより「決める力」が入籍を早める

プロポーズから入籍までの「平均期間」を探しても、出てくるのは根拠の薄い自社アンケートの数字ばかりです。必要なのは平均との比較ではなく、両家挨拶→指輪→顔合わせ・結納→入籍日→新居という工程表を、自分たちのペースで組んで実行することです。

正直に言うと、交際からプロポーズまでの意思決定に時間がかかりがちな人ほど、「まだタイミングじゃない」「もう少し様子を見たい」と先延ばしにする傾向があります。しかし、期間が長くなるほど二人の意思が揃うとは限りません。決断を先延ばしにする理由を、期間の「平均」に求めるのはやめた方がいいでしょう。

match+meでは、20代オーナー自身が同世代の目線でカウンセリングを行い、交際からプロポーズ、入籍までのプロセスを一定のペースで一緒に整理しています。IBJ正規加盟の相談所として、月1万円前後からの料金水準で、根拠のある進め方で意思決定をサポートします。期間の平均探しに疲れた方は、一度無料カウンセリングで自分たちの工程表を相談してみてください。


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