「離婚歴があると、もう普通には結婚できないのでは」。再婚に向けて動こうとすると、まずこの不安が先に立ちます。一度失敗したという負い目と、世間が言う「バツイチは不利」という通説が重なって、足が止まる人は少なくありません。

結論から言えば、離婚歴そのものが再婚を決定的に難しくしているわけではありません。ただし「だからバツイチは有利」と励ますつもりもありません。この記事では、厚生労働省とIBJ(日本結婚相談所連盟)の一次データだけを使い、感情論を抜きにしてバツイチの再婚の現在地を測ります。

「バツイチの再婚は難しい」という通説を、まず数字で見る

結婚する人の約6人に1人前後は再婚している

「再婚は特別なこと」という感覚は、データと食い違っています。厚生労働省の令和6年(2024年)人口動態統計確定数によると、その年の婚姻総数は485,092組でした。このうち夫が再婚だった割合は17.9%、妻が再婚だった割合は15.6%です(※1)。

つまり、いま結婚している夫の約18%、妻の約16%は再婚です。結婚する人の約6人に1人前後が、離婚や死別を経てもう一度結婚を選んでいる計算になります。再婚は珍しい例外ではなく、毎年あたりまえに起きている選択肢です。「バツイチは結婚市場から外れた人」という前提は、この時点ですでに事実とずれています。

だい
だい

カウンセリングで「再婚って実際どれくらいいるんですか」とよく聞かれます。みなさん自分だけが特殊だと思い込んでいますが、数字で見せると一気に表情が変わります。

「5年以内に〇%再婚」系の古い数字には注意

ネット上には「離婚後5年以内に何%が再婚する」といった数字が出回っています。しかし出典が古く、いまの婚姻実態を表していないものが混ざっています。

本記事ではそうした数字は採用せず、最新の確定数だけを土台にしています。大事なのは「過去の特殊なデータ」ではなく「いま現在、再婚がどれだけ起きているか」です。そして現在の数字は、再婚がごく一般的な選択であることを示しています。

「離婚歴があるから決まらない」は本当か

初婚と再婚で、成婚率の差はわずか数ポイント

「離婚歴があると相手に選ばれない」。この不安に最も正面から答えるのが、結婚相談所での婚姻歴別の成婚率です。IBJ「2024年度版 成婚白書」の婚姻歴別データを独自に表へ再構成すると、次のとおりです(※2)。

婚姻歴 男性の成婚率 女性の成婚率
初婚 39.8% 30.2%
再婚 35.1% 25.3%

注目すべきは差の小ささです。男性は初婚と再婚で約4.7ポイント、女性は約4.9ポイントしか変わりません。「離婚歴があるから決まらない」という通説が正しいなら、ここにもっと大きな差が出るはずです。実際には、再婚の人も初婚に近い水準で成婚しています。離婚歴は、不利ではあっても致命傷ではない、というのが数字の答えです。

だい
だい

現場で見ていても、離婚歴そのものが理由でお断りされるケースは思っているより少ないです。むしろ「離婚から何を学んだか」を語れる人のほうが、相手から信頼されやすい印象があります。

決まらない真因は「婚姻歴」ではなく「母集団」と「動き方」

では、再婚活がうまくいかない人は何でつまずいているのでしょうか。婚姻歴ではなく、どこで活動しているか(母集団)と、どう動いているか(行動量)です。

再婚に理解のない場で戦えば当然不利になりますし、月に数回しか相手と会わなければ確率は上がりません。同じ成婚白書では、成婚した人は退会した人よりお見合い数が男性で約4倍、女性で約2.5倍多いという結果も出ています。離婚歴を嘆くより、「自分は正しい場所で十分に動けているか」を点検するほうがはるかに建設的です。

再婚を決めた人は実際どう動いたか

再婚成婚者の「中央値」で道筋を描く

不安を消す一番の方法は、先に再婚を決めた人がどう動いたかを具体的な数字で知ることです。IBJ成婚白書から、再婚以上の成婚者の代表値(中央値)を独自表にまとめました(※2)。

項目 女性 男性
成婚時の年齢 42歳 46歳
在籍期間 約221日(約7ヶ月) 約273日(約9ヶ月)
お見合い数 9件 11件
交際した人数 4人 5人
交際期間 約106日 約109日

ここから見える道筋はこうです。活動開始から約7〜9ヶ月、お見合いを9〜11件、4〜5人と交際して、再婚を決めている。年齢は女性42歳・男性46歳が中央値で、40代の再婚がごく普通に起きていることも分かります。

「やみくもに頑張る」を「目安のある活動」に変える

この数字の価値は、ゴールまでの距離が見えることです。何人と会えばいいのか分からないまま消耗するのと、「お見合い10件・交際4〜5人」という目安を持って動くのとでは、心の折れにくさが違います

半年から1年で区切りをつける前提で逆算すれば、月にどれくらい会えばいいかも計算できます。再婚活は気合ではなく設計です。

だい
だい

再婚の方ほど「もう時間を無駄にしたくない」という気持ちが強いので、この中央値を最初に共有します。ゴールが数字で見えると、無駄打ちが減って結果的に早く決まりやすいです。

なお、30代の女性が相談所で動く場合の具体的な進め方は、以下の記事で詳しく解説しています。


婚活30代女性へ|結婚相談所で後悔しない選び方

婚活30代女性へ|結婚相談所で後悔しない選び方

再婚活で手段を選ぶ基準は「本気度の見極めコスト」

母数の多さより「相手の本気度をどう確認できるか」

再婚活で手段を選ぶとき、多くの人は「出会いの数」で比べます。しかし再婚層にとって本当に重要なのは、相手が結婚に本気かどうかを、どれだけ低いコストで見極められるかです。

一度離婚を経験していれば、「真剣に見えた相手が実はそうでなかった」というリスクの重さを知っているはずです。主要な手段を、母数と見極めコストで並べると次のようになります。

手段 母数 相手の本気度の見極めやすさ
マッチングアプリ 非常に多い 自己申告が中心。独身や年収の確認は基本されない
婚活パーティー 中程度 その場の印象が中心。証明書類の確認はない
結婚相談所 限定的だが厳選 独身証明書・収入証明書等の提出が前提

母数だけ見ればアプリが圧倒的です。ただし、本気度を自分で一から見極める手間(見極めコスト)は、アプリが最も高くなります

相談所は「本気度を書類で担保」する仕組み

結婚相談所、とりわけIBJに正規加盟した相談所では、入会時に独身証明書や収入を示す書類の提出が前提です。「結婚できる状態の人」だけが集まる場が、最初から制度的に作られているということです。

再婚層が一番おそれる「また見る目を間違えること」のリスクを、書類という客観的な根拠で下げられます。match+meもIBJ正規加盟の相談所として、この本気度の担保を土台に活動を組み立てています。

だい
だい

再婚の方から「もう失敗できない」という言葉を本当によく聞きます。だからこそ、相手の独身や収入が書類で確認できる環境は、再婚活と相性がいいと感じています。

子どもがいる場合の再婚は、相手探しに加えて「環境」という別の論点が入ってきます。シングルマザーの再婚に固有のテーマは、以下の記事で扱っています。


シングルマザーの恋愛は「魅力」より「環境」|再婚データで考える

シングルマザーの恋愛は「魅力」より「環境」|再婚データで考える

まとめ|「不利かどうか」より「どこで動くか」

データを冷静に並べると、結論はシンプルです。2024年は結婚する夫の約18%・妻の約16%が再婚で、相談所の成婚率も初婚と再婚の差はわずか数ポイント。「バツイチだから決まらない」は、事実として正しくありません。

一方で、離婚歴があれば自動的に有利になるわけでもありません。バツイチの再婚の成否を分けるのは婚姻歴ではなく、どこで、どれだけ動くかです。

正直に言うと、再婚層に必要なのは励ましより設計図です。お見合い10件・交際4〜5人・半年から1年という目安を持ち、相手の本気度を書類で確認できる場所で動く。それが遠回りに見えて一番の近道です。

「もう失敗できない」「次こそ相手を見誤りたくない」という方は、まずは現在地を一緒に測るところから始めませんか。match+meの無料カウンセリングでは、あなたの状況に合わせて再婚活の道筋を整理します。費用は月1万円前後からの設計で、まずは公式LINEから気軽にご相談ください。

「もう失敗できない」再婚活こそ、現在地の整理から。match+meの無料カウンセリングで、あなたの再婚活の道筋を一緒に描きます。

無料カウンセリングを申し込む